2、テニスコートの利用状況
 市テニスコートの年間使用は硬式テニス協会が7大会、ソフトテニス連盟が4大会、中学校体育大会が4
大会、他に4年に一度の4市大会、西部地区大会、都市対抗予選が開催され4月から12月間で17大会
が開催されています。また組織、非組織団体を含めますと57団体(学校は除く)となりこの多くの団体が市
テニスコートで活動しています。
 入間市にはテニスコートが運動公園、中央公園、黒須運動場、農村改善にあり合計22面ありますがその
利用状況は休日で運動が100% 中央が81% 黒須が55%(2000年調査)と整備の整った運動に集中
しております、しかし情報システム導入後は運動、中央とも申し込んでも使用できない状態が続いています
 近隣市のテニスコート施設状況は所沢市、狭山市、川越市が30面以上を有しコート状態は人工芝(オムニ
コート)化される方向にあります、当市は22面中10面が河川コートです、河川敷コートは県下施設でも閉鎖
される方向にあります、これは河川ではコート維持管理が難しい事、風によりソフトテニスは使用できない
事があります。
 @、テニスコートを利用する主な大会(年度計画)
    4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月2月3月
  硬式テニス大会 日曜日   ダブルス戦3日   団体戦(3日) ジュニア大会 ミックス戦(1.5日) チャリチィ大会(1日) シングルス戦(4日)   室内戦
ソフトテニス大会 日曜日     市長杯   団体戦 レデース大会(1日) 市民大会        
中学体育大会 平日 中体連(3日)     中体連(2日)   中体連(4日)   中体連(1日)    
4市大会 土曜日     入間市会場を4年に一回使用            
西部地区と都市対抗戦     入間市会場を4年に一回使用(2日)          
 A、テニスコート利用組織団体(サークル)の状況
    登録団体と人数 :18団体 950人              
      ・HOYA ・横河電子 ・テアック ・ドルフィン ・安川電機 ・コニカシステム ・太陽  
1、テニス協会   ・サンスイベア-ズ ・サンローズ ・グリーングラス ・エレガンス ・金子テニス ・ラポーム ・西武  
      ・入間ラブオール ・アプリコット ・ウエイウエイ ・ワイ・イー・データ          
      登録団体と人数 :10団体 150人              
2、ソフトテニス連盟   ・豊岡 ・西武 ・市役所 ・若葉会 ・太陽ステン ・武蔵野  ・武蔵  
      ・三井研削砥石 ・入間クラブ  ・市民クラブ          
3、教室サークル  5サークル 200人 (  )内は教室開催年度          
      ・エンジョイ(93年) ・スマッシュ(94年) ・チャレンジ(95年) ・アド(96年) ・WIZ(97年)
4、個人サークル  24サークル    (ボール保管倉庫利用サークル)          
 B、テニスコート利用状況(運動、中央、黒須の利用率と使用目的 (数値は2時間を1単位とした枠数)
     会  場 運動公園 中央公園 黒須運動場 使用枠は二時間を1枠で集計
    土日祝平日 土日祝 平日 土日祝 平日 土日祝 平日  雨天率6%、ナイター枠含む、
      枠数 枠数 枠数 枠数 枠数 枠数  コート整備日は除く、  
  使用可能日数・年 116日 249日 77日 166日 77日 166日    
  使用可能枠数/年 3271 7022 1663 3048 3465 6340  冬季closeの12月〜3月は
  使用枠合計   3271 6390 1351 1249 1919 312  除く(中央と黒須)  
  利用率   100% 91% 81% 41% 55% 5%        
 C、近隣都市のテニスコート状況(インタネット検索による調査)
入間市 所沢市 狭山市 川越市 日高市 飯能市  
22面 31面 30面 40面以上 11面 10面  
3、 テニスコートとテニス協会38年のあゆみ
 テニスを組織する団体にとって活動の場(大会開催など)であるテニスコートの確保は組織の存続
に関わることであり、38年の歴史はコート確保との戦いでも有りました。
 教室の開催、大会の開催、指導者の育成など普及活動は一方で施設の不足を作り出すことになり
普及活動の休止などで調整を図ってまいりました。
 S41年に中央公園、S52年に運動公園、S58年に黒須(河川)、S61年に農村改善がオープンし22
面のテニスコートがあります、しかし以降19年間増設されることなく現代に至っています。
 この間、特に女性とジュニアのテニス人口が増加しサークルテニスが盛んになってきました。
 大会開催は利用者の多い運動公園を避け、大会予備日も最小限に抑えて一般市民に影響のない
運用を行なっておりますが、雨天や参加数が多いなどでコート不足対策として人事院コート、会社
コート、学校(高校、大学)、他市のコートを借用しながらの運営を行なっております。
 H10年の入間川増水によるテニスコート冠水は以降3度に渡る冠水で大会中止、教室の見送り
など普及活動を休止する事態となりました。
 このような事態を打開するためにH12年にテニスコート建設請願書を3086名の署名を添え
市議会に提出致しました。
 14年、15年に当協会も用地確保で中神や金子用地を紹介するなど活動を行なってきました。
テニスコートとテニス協会38年のあゆみ
S41年  中央公園にテニスコートオープン(4面)
S43年  庭球連盟(軟式)内に硬式の部を設立
      第一回テニス大会(シングルス戦)開催される
S49年  第一回テニス教室開催される、以降S49年〜S53年まで5回実施
S50年  テニスコート不足で大会開催に支障(人事院、学校、会社のコート使用)
S52年  運動公園テニスコートオープン(6面)
S53年  テニス協会を設立、会長に澤田俊雄氏
S55年  早朝テニス教室開催される
S56年  体育館建設その年第一回室内戦開催される
      年間の大会参加人数が1000人を超える
      コート不足慢性化、確保に東奔西走
      大妻女子大テニスコート借用で大会開催
S57年  第一回婦人テニス教室開催される
S58年  黒須(河川敷)にテニスコートオープン(10面)
S61年  農村改善センターに人工芝テニスコートオープン(2面)
S62年  テニス協会20周年、記念誌発刊
S63年  都市対抗予戦大会開催
      ビヨンボルグ(元世界チャピオン)来市、指導会開催
H4年  テニス協会25周年記念事業として第一回チャリティフェステバル大会開催
      (以降年一回開催、  福祉事業に寄付)
H 5年  テニス教室再開催 以降H5年〜9年までの5回実施
H 7年  松岡修道(ウインブルドン大会ベスト4)来市、指導会開催
H10年  黒須運動場テニスコートが冠水で使用不可
H11年  テニスコートの貸し出し抽選、競争率激しさ増す
      テニスコート不足再発
       テニス教室、開催を一時中止
      高校のテニスコート借用で大会開催
H12年  豪雨で黒須運動場テニスコートが冠水で使用不可
       黒須コート修復に延べ80人動員
H12年  テニスコート建設請願書3086名の署名を添え市議会に提出
      市議会:12年9月第3回定例会で議決される
H13年  台風で黒須運動場テニスコートが冠水で使用不可(テープ貼りに動員)
      飯能市テニスコート借用で大会開催
H14年  テニスコート用地を紹介し体育課に検討依頼
         場所:入間市中神470   種目:畑 
H15年  テニスコート用地を紹介し体育課に検討依頼
        場所:金子公民館南   種目:畑  敷地:3000u 
H16年  国体開催  第4代会長に駒井勲市議を迎える